導管事業とは
私達が取り組む導管事業は大きく分けて、「開発営業」「本管 工事」「鋼管工事」の3つから成ります。
導管事業とは
私達が取り組む導管事業は大きく分けて、「開発営業」「本管 工事」「鋼管工事」の3つから成ります。
開発営業
掘削困難な場所での経年管対策(非開削、更生修理)、住宅街での継手漏れ対策など、供給設備の対策でお困りになっていることに対して、お客さまの要望に応じたご提案をおこなっております。
本管工事
「工期短縮」「CO2削減」「コストの低減」などの観点から、 道路をほとんど掘削することなくガス配管を埋設できる「本支管非掘削工法」や、新技術や新工法を活用して、道路に埋設されたガス配管の新設・入替施工をおこなっております。
鋼管工事
高度な土木技術と溶接技術を駆使して、お客さまへ都市ガスをお届けするための主要導管となる中圧溶接鋼管工事や中圧ガバナ建設工事をおこなっております。
ガス導管工事の技術・工法
CS向上、環境保全、コストダウンを目的とする
STREAM工法
CS向上、環境保全、コストダウンを目的とし、ガス工事への非開削工法適用を進め、STREAM工法は、既設鋳鉄管をPE管へ非開削にて入替える工法です。
ウレタン樹脂の採用で作業性の向上と安全に配慮した
プラスライニング工法
供内管の腐食漏えい予防・繋手漏えい予防を目的とした、管内面にライニング膜を形成する更生修理工法です。ウレタン樹脂の採用で作業性の向上と安全に配慮しました。
作業負荷の軽減、掘削面積の縮減で安全性が向上
ワイヤーブレード工法
パイプスプリッター工法に替わり、ワイヤーを用いてガス管の入替えを行う工法です。作業負荷の軽減、掘削面積の縮減、安全性が向上しました。
コンパクトで軽量な装置だから様々な設置環境に対応
パイプインパイプ工法
道路をほとんど掘削することなく、経年鋳鉄管の中にポリエチレン管を引き込んで敷設する工法です。既設の鋳鉄管より小口径のポリエチレン管を敷設する場合に適用します。
装置が軽量でコンパクトなため、様々な設置環境に対応
パイプスプリッター工法
道路をほとんど掘削することなく既設の鋼管を耐震性に優れたポリエチレン管に入れ替えることができる工法です。既設の鋼管の下側を縦方向に切り裂きながら、新設のポリエチレン管を地中に引き込みます。
CS向上、環境保全、コストダウンを目的とする
STREAM工法
CS向上、環境保全、コストダウンを目的とし、ガス工事への非開削工法適用を進め、STREAM工法は、既設鋳鉄管をPE管へ非開削にて入替える工法です。
概 要
入替区間の両端を掘削・切断し、到達立坑に引込装置を設置します。既設管内にロッドを挿入し、先端にブレード・エキスパンダー及びPE管を接続します。その後、既設管をブレード・エキスパンダーで、切断拡径しながらPE管を引込み入替が完了します。
特 長
保形性と柔軟性の両立 | ウレタン樹脂を用いることにより、腐食孔からの土水圧にも耐える保形性と、万が一ガス管が折損などした場合でも漏えい抑制に寄与する柔軟性を両立。 |
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施工時間短縮とライニング品質の確保 | ライニング剤の粘度をライニング施工に適した粘度とすることで、ライニングをし易くし、施工時間を短縮。ライニング後の樹脂が垂れずに硬化し、ライニング品質を確保。 |
作業性と安全性の配慮 | ウレタン樹脂を用いることにより、においの低減、作業者の安全性を配慮。 |
ウレタン樹脂の採用で作業性の向上と安全に配慮した
プラスライニング工法
低圧供内管のねじ継手鋼管を対象とした腐食漏えい予防/継手漏えい予防を目的として、管内面にライニング膜を形成する工法です。ライニング剤にウレタン樹脂を採用しました。
特 長
保形性と柔軟性の両立 | ウレタン樹脂を用いることにより、腐食孔からの土水圧にも耐える保形性と、万が一ガス管が折損などした場合でも漏えい抑制に寄与する柔軟性を両立。 |
---|---|
施工時間短縮とライニング品質の確保 | ライニング剤の粘度をライニング施工に適した粘度とすることで、ライニングをし易くし、施工時間を短縮。ライニング後の樹脂が垂れずに硬化し、ライニング品質を確保。 |
作業性と安全性の配慮 | ウレタン樹脂を用いることにより、においの低減、作業者の安全性を配慮。 |
作業負荷の軽減、掘削面積の縮減で安全性が向上
ワイヤーブレード工法
パイプスプリッター工法に替わり、ワイヤーを用いてガス管の入替えを行う工法です。非開削工法の導入を進め、経年白ガス支管の入替え工法としてパイプスプリッター工法を適用してきました。ロッドではなくワイヤーを用いて入替えを行う、ワイヤーブレード工法を開発しました。
特 長
作業負荷の低減 | ワイヤーを用いることにより、ロッドの運搬やロッド着脱作業が不要。 |
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掘削面積の縮減 | ロッド式の工法に比べ、装置の全長が短く、また立坑底面から既設管までの高さを低くできるため、立坑長さ・深さを縮減できる。 |
施工時間の短縮 | ロッドに比べて軽量で着脱作業も不要なため、既設管への挿入時間を大幅に短縮できる。 |
適用範囲の拡大 | ワイヤー式であるため多少の配管曲がり部であれば施工できる。 |
作業効率、安全性の向上 | ワイヤー引き込み作業を、装置操作者とワイヤー巻き取り者の2名で行うことが可能。また、引き込み時に作業者が立坑内に入ることなく、より安全に作業を行うことができる。 |
装置が軽量でコンパクトなため、様々な設置環境に対応
パイプインパイプ工法
パイプインパイプ工法は、道路をほとんど掘削することなく、経年鋳鉄管の中にポリエチレン管を引き込んで敷設する工法です。既設の鋳鉄管より小口径のポリエチレン管を敷設する場合に適用します。
(1)管内確認工程
管内カメラ等で、入替え対象区間に曲がり部のないことを確認します。
(2)引き込み準備工程
立坑に油圧ウインチを設置し、引き込みワイヤーを管内に引き込みます。
(3)引き込み工程
引き込みワイヤーにポリエチレン管を取り付け、鋳鉄管内に引き込みます。
特 長
装置が軽量でコンパクトなため、様々な設置環境に対応できます。 |
作業車の荷台にも搭載でき、設置は人力作業でも行うことができます。 |
既設の鋳鉄管より口径が小さいポリエチレン管を引き込む工法のため、地上や他埋設物への影響がほとんどありません。 |
操作が簡単なため、高度な技術を必要としません。 |
既設の鋳鉄管が防護管の役割を果たします。 |
装置が軽量でコンパクトなため、様々な設置環境に対応
パイプスプリッター工法
パイプスプリッター工法は、道路をほとんど掘削することなく既設の鋼管を耐震性に優れたポリエチレン管に入れ替えることができる工法です。既設の鋼管の下側を縦方向に切り裂きながら、新設のポリエチレン管を地中に引き込みます。
(1)施工区間の両端および供給管切替部を掘削します。
(2)発進立坑から到達立坑に向けて管内にロッドを挿入します。
(3)到達立坑に到達したロッドの先端にポリエチレン管を接続し、発進立坑に設置した油圧シリンダーでロッドを引き込むことで、ポリエチレン管を敷設します。
特 長
ガス導管工事の大部分を占める掘削・埋め戻し等の土木・舗装復旧作業を大幅に削減でき、工期の短縮を図ることができます。 |
掘削土量や廃材の発生が少ないため、環境面に優れています。 |
装置が複雑でないため、容易に操作することができます。 |
道路をほとんど掘削することなく入れ替えられるため、交通支障を改善することができます。 |